医療機器デザイン=プラセボ

2016.04.21 Thursday

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    弊所HP(http://sakaki-d.com/sevice.php)をご覧いただくと

    “医療機器デザイン=プラセボ”    という表題があります。

    ちょっと解りにくいタイトルですので、この場で補足させていただきます。

    プラセボとは、本来の意味は偽薬、つまり治療効果のない薬の事を指します。

    新薬開発の試験や研究の際に、“二重盲検法” といって試薬と混ぜて使用し、

    薬効を調べるのに使ったりしています。

    なぜそんなことをするかというと、患者は薬そのものの効用ではなく、

    医師への信頼感や安心感といった心理作用によって症状を改善させる場合があるからです。

    まさに前回かかせていただいた “期待” が病気を治す、ということですね。

    一般的には、プラセボは偽 “薬” のことを言いますが、私は医療機器の “デザイン” についても

    この “プラセボ効果” が有効と考えています。

    何の飾り気もない金属の箱に、訳の分からないメーターやLEDがついた医療機器と、

    優しいフォルムや配色で患者にも一目でどんな治療器か理解できるデザインの医療機器。

    患者に与える安心感、信頼感はどちらが優れているかは明白ですね。

    きっと後者の方が患者は治療に意欲的になれるし、回復へのスピートも違ってくると思います。


    デザイナーが医療に対し、できること・・・

    まだまだたくさんありそうです。
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